あえて何もしない子育て|子供の考える力を奪うのは親だった

子育てのゴールを「自立」としている我が家。もうすぐ6歳の息子。どんどん成長し、できることが増えてきているな〜と実感しています。
でも今までの癖で、無意識に息子ができることまで手伝ってしまうこともしばしば(^^;;
そんな時「自立を促すために必要なことは、あえて何もしないこと」と言う本の言葉が目に留まりました。
今日は、そんな言葉を意識して行動している、小さな我が家の取り組みについて書きたいと思います。
お腹いっぱ〜い!と言われたら、あなたはどう反応する?
皆さんは、我が子が「お腹いっぱい〜!」と言ったら、どうしますか?
対応は色々とあると思うのですが、自立を促すために必要なことは「あえて何もしないこと」と言うことを意識してから、私の子育ては変わりました。
今までは「最後まで食べなさい!」「もう少し食べな!」「残す?」「食べさせてあげるから、頑張れ!」「明日の朝食べるんだよ!」と、その時の状況などで返事をしたり、選択肢を与えたりしていたのですが、今はこんな感じです。
お腹いっぱ〜い!
息子
そっか〜、お腹いっぱいなんだね〜。
ASAMI
共感のみ。そうすると、息子は物足りなさを感じつつも、黙ってまた食べはじめます( ̄ー ̄)
なんだ、まだ食べれるんじゃん。とか思っていると、また言ってきます。
お母さん、お腹いっぱい〜い!
息子
そして、母は言います。
そっか〜、お腹いっぱいなんだね〜。○○は、どうしたい?
ASAMI
「自立を促すために必要なことは、あえて何もしないこと」
つまり重要なのは、自分で考えさせることなんですね!
そうすると息子は「残したい〜」と言ったり「食べさせて欲しい」と言ったり「明日の朝食べる」と言ったり「手伝って欲しい」と言ったり。自分で考えて、どうしたいかを伝えてくれるようになってきました。
子供の考える機会を奪うのは親だった
著書には、こんな風に書いてありました。
一番避けたいのは、言われてもいないのに先回りして全部してあげること。
一見優しい行為に見えますが、それはその瞬間だけ。親から離れていった後のことを考えると、一番残酷な行為だったりします。
なぜなら自分で考えることができなくなるから。
子どもの代わりに親が考えてあげていたら、子どもは自分で考える必要性がないですからね。
そんな子は学校に行くようになり、親から離れるようになっていざ問題にぶつかった時に、自分で考える力がなく「お母さんが教えてくれなかったから!」「お母さんが言ってくれなかったから!」「お母さんが言った通りやったのに!」と、お母さんを責める(他人のせいにする)ようになる傾向が強いそうです。
決断力を養おう
今、決断ができない子が増えていると言われいます。自分のことなのに自分で決断できないんです。
でもこれは、1人で何もできないと言うわけではなく自分で決める習慣がなかったことが原因なんだとか。
だから日頃から、どんな小さなことでもOKなので自分で決める練習をしていくことが、決断力を養うことになり、自立への道になっていきます!
我が家も毎朝の洋服は3歳くらいから自分で決めさせています。最初は2択で選ばせ、今では完全に自分で決めています。寒い日なども情報は伝えますが、寒いから上着きていきなとかは言いません。
ASAMI
最後に
気づいたらどんどん成長していて、できることまで手伝ってしまっていることってありますよね(^^;;
良かれと思ってやっていたことが、子どもを不幸にしていたなんて悲しいことがないよう、まずは子どもをしっかりと見て、成長に合わせた子育てをしていく大切さを痛感しています。
シングルマザーだし、仕事忙しいし…できない言い訳はイッパイ浮かんではくるのですが(笑)それでも息子の成長は待ってはくれません。
だからこそ、しっかりと子育てを学び、賢い子育てをしていきたいですね^ ^