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熊野古道の大門坂の見所!世界遺産を思いっきり満喫するために大切なこと

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WEBデザイナー×トラベルライター×秘書 大切なことは全て遊びながら学ぶ!人生楽しんだもん勝ち家族の取り組みを発信している、人の目を気にするくせに縛られるのが苦手な寂しがり屋の自由人ASAMIです。
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那智大社と那智の滝へ向かう為、日本の世界文化遺産の1つ「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部であり、昔から参詣する人たちが通った「熊野古道」へ行ってきました!

結論を言っちゃうと、凄く良かった!

当時の面影を感じる美しいく神秘的な場所も多く、タイムスリップした気持ちになりならが自然の中を歩くことができました。

車やバスで簡単に那智大社や青岸渡寺、那智の滝に行けるのですが、ここまで来たら是非「大門坂」だけでも熊野古道を歩いちゃいましょう!思わず登りたくなる見所や魅力をまとめてみました!

古道ってなに?熊野古道は何が魅力なの?

熊野古道って、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称のことで、道は三重県、奈良県、和歌山県、大阪府の1府3県にもまたがっているんです!

ちなみに古道とは、かつて使用されていたけど現在はあまり利用されてなくて、当時のままの状態で残されているような道のことを言いますよ。大昔の人たちが切り開いた道が今もなお当時のまま残されていて、そこを自分が通れちゃうなんて、たまらなく興奮しちゃいますね。

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いざ!神秘の世界、熊野古道大門坂へ!

もちろん最初は、大門坂のスタートで記念撮影ですよね♡約1kmほどの石段と石畳の道の道が続くのかと思うと、ワクワク・ドキドキ。

かつては坂を登りきった場所に仁王像におうぞうが立つ大門があって、通行税を徴収していたことが名称の由来とされるから、大門坂って名前が付いたそうです。

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森に入る前から、歴史を感じる空間が広がっていました!

「うわぁ〜♡タイムスリップしたみたい!」と感動。この後の期待が高まります!

そしてすぐ、衣装のレンタルのお店が!

10世紀から始まったと言われているこの熊野詣!当時の平安衣装を着て参詣できるなんて、旅の思い出が更に深まりますね〜。

平安時代の衣装といってもお雛様が着ているような十二単じゅうにひとえじゃなくて、時代劇で旅する女性が着ているような「壷装束つぼしょうぞく」という平安時代から鎌倉時代にかけて公家の女性が外出するとき着ていた衣装です!

大門坂の見所①|圧巻の夫婦杉!

そのすぐ先には、噂の超巨大な夫婦杉が!

大きすぎて画面に収まらず、下だけでごめんなさい。でも、並ぶと太さは歴然!

夫婦杉がよくわからないけど(笑)

“樹齢800年”と言われているこの夫婦杉。鎌倉時代から、ず〜っと参詣する人々を見守ってくれている木ですね。感慨深い。大きすぎて、写真に撮りきれずパノラマで撮ったら、ヘンになった~。

大門坂の見所②|多富気王子って?

夫婦杉のすぐ先には多富気王子たふけおうじと書かれた石碑がありました。

「九十九王子最後の王子跡です」と書かれていますが…なんでしょう、これは?

色々と調べてみると多富気王子たふけおうじは人ではなくて(笑)神社跡のことだそうです!

参詣の途中で儀礼を行った場所のことを王子と言うんだそうで、九十九王子くじゅうくおうじとは、12世紀から13世紀にかけて、皇族や貴人が熊野詣に行った際に先達を務めた修行僧みたいな人達が作った神社達の総称だそうで、]多富気王子は熊野参詣道中の最後の王子社なんだそうです!

参詣の道中にも神社を作って手向けをするなんて、すごい〜!昔の人は本当に信仰があつかったというか、感謝する心や敬う心、見えないものを大切にする文化があったんだな〜と感じた私でありました。

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大門坂の見所③|あっぱれ!樹齢800年の楠

また少し石段を登ると、見えてきたのはまたしても樹齢800年の大迫力の楠!

このあたりは、樹齢数百年の杉の木や楠がゴロゴロしておりました。

まさに「ここは平安時代か!?」と勘違いしてしまうような世界観が広がっていました。

ゴールと注意点

大門坂は650m程の道!この後更に5分程石段を登ると大門坂のゴールで、那智大社に登る前の駐車場に出ます!

この日は朝まで雨が降っていたので滑りやすかったこともあり、石畳や石段で滑って転倒している人が私が見ただけでも2人いました(´;Д;`)私もヒールで行ってしまったから、足がプルプル。当たり前ですが、歩き易いシューズで行くことを強くオススメします。

まとめ

熊野詣は、平安時代までは貴族や上皇など、身分の高い人達のものだったそうで、浄土信仰の広がりによって、鎌倉、室町時代あたりからは「蟻の熊野詣」と言われる程、一般の人や病人の人達など多くの人々が行列を作って、長く険しい熊野古道を歩いたそうです。

当時は、道半ばにして行き倒れて亡くなる人も多かったとか。

今回はツアーで行ったのでとにかく時間がなく、ゆっくりと味わうことができなかったのですが、絶対また来る!次回は1日掛けて、今と昔を感じながら、この大門坂をのぼって那智大社や那智大滝を巡りたい。

是非旅行プランを考えている人は、1日たっぷり時間を取って欲しい!

この後に続く那智大社も那智の滝も最高でしたので、是非合わせて読んでみてくださいね♡

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