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【子連れ永平寺観光】おすすめの楽しみ方と学びをご紹介!福井県の旅行の人気スポット

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WEBデザイナー×トラベルライター×秘書 大切なことは全て遊びながら学ぶ!人生楽しんだもん勝ち家族の取り組みを発信している、人の目を気にするくせに縛られるのが苦手な寂しがり屋の自由人ASAMIです。
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福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗そうとうしゅうの大本山である寺院『永平寺えいへいじ』に遊学旅行をしてきました!

6歳の息子にはちょっと難しい…いや、私にとっても理解するのは結構難しい部分もあったのですが、色々と感じたり、学んだりしてきましたので、わからない言葉を翻訳しながら(笑)遊学旅行VIEW視点・見解での楽しみ方をご紹介します!

曹洞宗そうとうしゅうの寺院『永平寺えいへいじ』とは?

永平寺えいへいじは、全国に15,000余りもある曹洞宗そうとうしゅうの大本山で、鎌倉時代の1244年に道元禅師どうげんぜんじによって開かれた座禅修行の道場です。

曹洞宗そうとうしゅうとは、お釈迦様を本尊にし、禅の教えを拠り所に生きることを目指して、坐禅を用いた修行を行う仏教の宗派の1つです。
大本山だいほんざんとは日本の仏教の特定の宗派のうち、特別な位置づけをされている寺院のことをいいます。永平寺が大本山になったのは、1615年の江戸時代!なんと徳川家康が永平寺法度を発令して「日本曹洞の末派は永平寺の家訓を守るべし」という命が下されたためなんだそうです!
道元禅師の禅師禅師とは、高徳な僧侶に対する尊称のことです。

現在の永平寺は、道元の意志を継承する修行道場としての「雲水うんすい」と呼ばれる僧侶の育成、そして私たちのような一般客への布教活動をしています。

四方を山に囲まれた深山幽谷の地に、大小70あまりの建物が並んでいます。

永平寺をつくった道元どうげんとは?

永平寺をつくった道元は、日本で曹洞宗を開いた人です!

鎌倉時代初期の1200年に京都で生まれた道元は、14歳の時に比叡山ひえいざんにて出家し、24歳の春に中国に渡って修行をして、禅僧である天童如浄てんどうにょじょうから印可いんかをもらいます。

28歳の夏に日本に帰国し、34歳の時に京都に興聖寺こうしょうじをひらき、その後に越前国(現在の福井県)に永平寺を開きました。

いざ、永平寺を参拝・観光!特徴とルールはコレ

永平寺に行くと、まず龍門りゅうもんと呼ばれるもんを通ります。

目の前に広がる迫力ある自然に圧巻!コケが美しい!いっき気持ちが引き締まりました!

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山道を進み拝観受付がある通用門つうようもんで参拝料(大人500円)を納め、境内へ入ります。

まず最初は「吉祥閣きちじょうかく」で雲水の方から、永平寺についてや参拝の順路、注意点を簡単に説明を受けます。

この説明は一定間隔で雲水の方がしてくれています。聞かなくても良いのですが、聞いた方が理解が深まると思います!

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ちなみに、永平寺をお参りする上でのルール・注意点は下記の通りでした!

  • 永平寺は左側通行です!
  • 永平寺は禁煙です!
  • 廊下や建物の外には出てはいけません!(参拝ルートを外れちゃダメ)
  • 鐘や太鼓、軸や額などはDon`t touch!
  • 携帯はマナーモードに!
  • 修行僧には直接カメラを向けちゃダメ!
  • フラッシュ撮影は禁止!

永平寺の楽しみ方と学び方!七堂伽藍しちどうがらんを観光しよう!

寺院の建物を「伽藍がらん」と呼ぶのですが、伽藍には僧侶が修行をする清浄な場所という意味があります。

禅宗寺院では特に主要な伽藍として「法堂はっとう」「仏殿ぶつでん」「僧堂そうどう」「庫院くいん」「山門さんもん」「東司とうす」「浴室字よくしつ」があり、それらを合わせて七堂伽藍しちどうがらんと呼びます。

中でも僧堂、東司、浴室は「三黙道場さんもくどうじょう」と言われ修行をする上で大切な場所とされています。

永平寺の中は全て階段で繋がっているので、階段を何段も昇降しながら参拝します。

傘松閣さんしょうかく

まず最初は傘松閣さんしょうかく!平成6年の改築で1階は参拝者の控え室などがつくられ、2階には156畳敷の「絵天上の間」があり、昭和5年当時の有名は画家144名による230枚の色彩豊かな美しい絵が天井に飾られています!

ここは七堂伽藍ではないけれども、天井一面の日本画が本当に圧巻でした!私は発見できなかったのですが、この絵の中に

  1. りす
  2. 唐獅子(口を開けている青い獅子)
  3. 唐獅子(口を閉じている白い獅子)
  4. 鯉(2匹の白い鯉)夫婦円満
  5. 鯉(黒い鯉)天まで昇るおめでたい絵柄

があるのですが、5枚全部見つけると願いが叶うそうですよ♡

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僧堂そうどう|三黙道場

七堂伽藍の1つ僧堂そうどうは、修行の根本となる伽藍で、坐禅・食事・就寝などが行われている場所です。

ここは雲水さんの修行の場なので「雲堂」とも言い、そう書かれていました!

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明治35年に改築されていて、堂内中央に知恵の象徴の文殊菩薩もんじゅぼさつが安置されています。そして文殊菩薩を囲むように座禅のできる「単」と呼ばれる席が約90人分あります。

こちらは私語厳禁の三黙道場の1つです。

東司とうす|三黙道場

東司とうすは、お手洗いのことです。

道元禅師は、著書「正法眼蔵しょうぽうげんぞう」の中で、用を足すことは大切な修行であり、作法に従い、み仏として行わなければならないと説かれています。戸の開け方から手の洗い方まで細やかな作法が定まっています。

こちらも三黙道場の1つです。

仏殿ぶつでん

七堂伽藍の中心で、明治35年に改築された仏殿ぶつでんには、曹洞宗の御本尊「お釈迦様である釈迦牟尼仏しゃかむにぶつ」が祀られています。

法堂はっとう

七堂伽藍の1番奥に位置します。朝課(朝のおつとめ)など各種法要が行われる場所です。

大庫院だいくいん

典座寮てんざりょう」という食事を司どる部署をはじめ、永平寺を維持管理する多くの部署があります。

地下1階、地上4階の木造建築です!

大庫院だいくいんの前には、永平寺名物の全長4メートルもある「大すりこぎ棒」がかけられていました!

私、後から知ったのですが、情勢がこの棒を3回撫でると料理が上手に、男性はご機嫌取りが上手になるんだとか!どうりで撫でられすぎて色がハゲていたわけだ!

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山門さんもん

七堂伽藍の中で1番古い1749年の造立です。

中国唐時代様式のろうかく門ろうかくもんで、両側に仏教の守護神である四天王が安置されています。

紅葉とのマッチングがとても綺麗でしたが、やはり四天王、色彩美しく、大迫力でした!

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浴室よくしつ

浴室も、僧堂・東司と共に三黙道場の1つで、私語禁止の大切な修行です。

自分だけよければいいのではなくて、湯を大切に扱い、次に入る人に心を配り、身も心も清浄となるよう念じながら沐浴するんだそうです。

1ヶ月のうち、4と9のひが沐浴日です。

浴室の中は見学できないのですが、近くに浴室の写真がありました。

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承陽殿じょうようでん

承陽殿じょうようでんは、道元禅師の御真廟ごしんびょうで、曹洞宗の聖地とも言える場所です!

永平寺の地図・営業時間・料金

正式名称 大本山永平寺
住所 910-1228
福井県吉田郡永平寺町志比5-15
電話 0776-63-3102
営業時間 8:30〜17:00
拝観料 大人500円/小中学生200円
公式サイト https://daihonzan-eiheiji.com/

最後に

色々と耳慣れない言葉が多く、帰ってきてから色々と調べて「そういうことだったのか〜!」と理解したことが多かった永平寺の遊学旅行。

我が子は…というと、前半は色々なところでご臨終している虫を発見して遊んでいたりしましたが、後半は…

飽きていました(笑)難しかったね(^^;;付き合ってくれて、ありがとう!

事前に予約すると坐禅修行や写経体験などもできるので、次の機会があったら是非修行体験をしたいと思います!

苦しみの元になっている自分勝手な考え方を改め自分以外の人やモノの命を大切にすることで、「仏心」に近づくことができる、というのが曹洞宗の信仰だそうです。

歴史と文化と宗教と…色々なことを学び感じることができた永平寺でした!

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