子供に読ませたい自己啓発本!中島バオくんに学ぶ、常識のひっくり返し方

母として我が子に“人生には色々な選択肢がある”ことを伝えていける存在でありたいと思ってます、管理人のトラベルライターのASAMIです。
そんな風に思わせてくれたのが中島芭旺君の著書「見てる、知ってる、考えてる」でした。
この本は彼が10歳で出版し、発売と同時にAmazonと楽天ブックスで総合1位となった本なので、知っている人も多いかもしれません^ ^
本日は、私がこの中島芭旺くんから学んだ“子育てで大切なこと”“自分の人生に欠けていた新たな気付き”についてご紹介します。
中島芭旺っという人間が凄すぎる
Twitterでつぶやく言葉があまりにも深いと話題沸騰になり「小さな体の哲学者」とも呼ばれているバオくん。
彼は2005年生まれの小学生です。が、ただの小学生ではありません。不登校の小学生です。が、ただの不登校の小学生ではありません。2年4ヶ月という長い不登校期間の間に本を出版した小学生です。
彼のモットーは“自分で選択して学習”と“好きな人から学ぶ”だそうです。この年齢でモットーがあるってことだけでも凄いですが、もっと凄いのがそれを実践しているということ。
9歳のときに1人で著名人のセミナーに出かけたことをきっかけに、ホリエモンこと堀江貴文さんや脳科学者の茂木健一さん、キングコングの西野亮廣さんなど、様々は著名人に自ら会いに行き、自らの目で事実を学んでいます。
本の出版も自ら動いて実現させたそうで、コネとかじゃなく「会いたい」「知りたい」「学びたい」っという意欲と行動力が、大物と呼ばれる大人達の心を動かしているんですね〜!
バオくんの名言が凄すぎる
個人的に、バオ君の発する言葉にいつもビビビとくる私。彼の見ているもの、感じているものが深いというか、私が浅すぎるというか(笑)
素直で真っ直ぐな心で、現代の人々が抱えてる悩みや不安を捉えている…って言うのか、悩みや不安の奥にあるものを素直で真っ直ぐな心で捉えている…って言うのか。
大人になって見えなくなってしまったもの、見ないようにしていたもの、当たり前だと、常識だと、仕方ないことだと思い込み感じなくなってしまったもの、よくわからなくて思考をストップさせてしまっていたものを気付かせてもらった気がしました。
僕の自信は、根拠のない自信。
根拠がある自信は、その根拠がなくなったらなくなる。
僕の最大の長所は、1人では何も出来ないこと。
それを知っていること。助けてっていえること。
悩みってその人の宝物で、その人から奪っちゃいけないと思うんです。
現実ってその人に必要だから起こっている事だから。
2度の離婚、いじめ、自殺願望・・・|芭旺くの生い立ち
そんな彼の言葉の裏には、2度の両親の離婚、学校でのイジメ、自殺願望、不登校・・・っといった、世間一般的には“可哀想”なイメージを持たれる経験があるようです。。
でもバオ君は、こんな名言を放っています。
生きる意味について考えていた。
僕は今まで先の事を考えていた。
苦しかった。
ママに助けを求めていた。今気付いた。
先の事を考えるより、今だ。
今を楽しむ。
分かるはずのない先の事を考えるんじゃなく、今だ。今を楽しむ。
今を生きる。
人の痛みを知っている人は、強くなれるし、優しくなれますよね。彼は色々な現実と向き合ってきたからこそ、今があるんですね。
先のことより、今を楽しみ、今を生きることの大切さを知っているからこそ、今のバオくんの言葉と行動があるんですね。
バオくんのお母さん|文章から溢れ出る母への想い
著書の中で芭旺君は、ママへの愛の気持ちを沢山語っています。そしてママも、バオ君を1人の人間として彼の意見や考えを大切にし、尊重している様子が伺えます。
僕は泣くなって言われた事がありません。
泣いていい、悲しい気持ちは涙が流してくれるからって、いつも言われていました。
私もシングルなので色々と悩みは尽きませんが、どんな逆境でも、子どもが親の愛を感じることができたら、親が子どもを敬うことができたら、子どもは真っ直ぐに育っていくんだな・・・っと、実感しました。
まとめ
10歳って、まだまだ子供だと思っていました。まだまだ自分で考える力がない年齢だと思っていました。
でも、どうやら違うみたいですね!
子供の能力や可能性を縮めてしまうのは、親の間違った価値観や固定概念なのかもしれないと、この著書を通して思いました。
目に入ってきたこと、自分の心の中に浮かんだ気もちを大切にし、向き合って考えているからこその言葉達ですよね。
私も、自分の気持ちに素直に向き合える人でありたいと思いました。そして何より、学校へ行くことが全てじゃないことも実感しました。子育てをしていく上での選択肢が増えましたね(笑)
汚れのない眼鏡を持ち、世界を知りたいという好奇心を胸に、考える頭を持つ、小さなカラダの哲学者、中島芭旺くん。これからも、目が離せません。